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Adler psychologyユングやフロイトと共に
『心理学の3大巨頭』
と称されるアドラー

ユングやフロイトと共に『心理学の3大巨頭』と称されるアドラー

「アドラー心理学」とは、ウィーン郊外に生まれ、オーストリアで著名になり、晩年はアメリカを中心に活躍したアルフレッド・アドラー(Alfred Adler、1870-1937)が築き上げた心理学のことです。
欧米では、「個人心理学」(Individual Psychology)と呼ばれていますが、日本では「個人」と言うと、「社会」と対比した個人のための心理学のニュアンスが強いので、「アドラー心理学」で通っています。

アドラー心理学の基本的な考え方(理論)の概略は、
以下のとおりです。

  1. 人間の行動には目的がある(目的論)
  2. 人間を分割できない全体の立場から捉えなければならない(全体論)
  3. 人間は、自分流の主観的な意味づけを通して物事を把握する(認知論)
  4. 人間のあらゆる行動は 、対人関係である(対人関係論)
  5. 人間は、自分の行動を自分で決められる(自己決定性)
  6. 人間の生き方には、その人特有のスタイルがある(ライフ・スタイル)

従来のフロイトに代表される心理学は、人間の行動の原因を探り、人間を要素に分けて考え、環境の影響を免れることができない存在としてみなします。
このような心理学は、デカルトやニュートン以来の科学思想をそのまま心理学にあてはめる考えに基づいていますが、アドラーは、伝統的な科学思想を離れて、人間にこそふさわしい理論構築をした最初の心理学者です。

Encourage勇気づけ
勇気づけ

アドラー心理学では、技法面での「勇気づけ」を重視します。
「勇気づけ」とは「ほめる」ことではなく、困難を克服する活力を与えることで、相互尊敬・相互信頼に基づく共感的な態度や思考のことです。
現代のさまざまな問題行動の背後には、勇気をくじかれた状態が見え隠れしています。
「勇気づけ」があり「勇気のある人間」であれば日本で自殺者数が毎年2万人を超え続けることもなかったであろうし、人間関係が破壊的になるはずがないとも考えられます。
子ども達の問題行動の背後にも勇気の欠如が見られます。
今こそ、日本のあらゆる分野で「勇気づけ」が必要です。

Sense of community共同体感覚
共同体感覚

アドラー心理学では、「共同体感覚」という価値観を大切にします。
「共同体感覚」というのは、共同体への所属感・ 共感・信頼感・貢献感を総称したもので、カウンセリングや教育の目標とされ、精神的な健康のバロメーターとみなされます。
一方、自分の居場所がなく、自分のことしか考えず、周囲の人達を信頼せず、他者の役に立とうなどと毛頭考えない人は、精神的に不健康な可能性が高いといえます。
自分自身を精神的に健康にするために、または他者を精神的に健康に導くために、ヒューマン・ギルドでアドラー心理学を学んでみませんか?

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