アドラー・カウンセラー養成講座修了者 対象講座
オンライン5月31日開催:家族布置―アンのケース 勉強会
オンライン開催 家族布置―アンのケース 勉強会
◆講座内容
ライフスタイル形成における「家族布置」の解釈法について講座を開催します。ハロルド・モサックの著書“On Purpose”から「アンのケース」を取り上げて、具体的に学びの場を設けます。
目的は、以下のとおりです。
「アドラー心理学を人生のあらゆる場面で活かすために、家族支援やカウンセリングで「家族布置」の解釈ライフスタイルをより広く学ぶことで、サポートする人の理解を深めるために」新しい扉が開くことを願いつつ、ぜひご一緒に学びましょう。
なお、この講座は、2021年5月にも開催し、好評を博したものです。
日 時:2025年5月31日(土)13:30~16:00
講 師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)
定 員:12名
<参加資格>
①アドラー・カウンセラー養成講座修了者、②ヒューマン・ギルド会員、2つの条件を満たしている方
※1・2期と同じ内容です。ご受講済みの方はご遠慮ください。
A受講料:6,600円(会員、再受講)
B受講料:6,600円(会員、初めての受講)
C受講料:-円(一般)
※ご利用可能なクレジットカードは「VISA、Mastercard、JCB、Diners、Discover」です。
※金額は税込。
※お申込みをいただいた時点では仮予約となっております。ご受講料のお支払いが確認出来た方からお席のご予約を確定いたします。
振込先:三菱UFJ銀行・飯田橋支店(普通)3551519、三井住友銀行・飯田橋支店(普通)6508416 いずれもユ)ヒューマン・ギルド
<キャンセルについて>お支払いが済んでいない場合でも参加されない方はお早目にご連絡ください。
5月21日~5月29日のキャンセルはご受講料の半額5月30日から全額のキャンセル料が発生いたします。
<クレジット支払いでキャンセルの場合の手数料について>
クレジット支払いでのキャンセルで、返金をご希望の場合は、クレジット払いで引かれている手数料プラス、お振込みの際にかかる振り込み手数料を差し引いての、ご返金になることをお知らせいたします。
当社がクレジット会社に支払っている手数料が、受講料の3.6%になるので、カウンセリング&セラピーの理論と実践6,600円を支払われた場合は、238円(クレジットの手数料)+振り込み手数料を引いてご返金することになります。クレジット払いをされた方で、ご返金を希望される場合は、上記の内容を踏まえた上でお申し出いただけますようお願いいたします。
<ご注意下さい>
・申し込みフォームのメールに対しては自動返信での対応になります。
・お申込み時点では仮予約となります。ご受講料のお支払いが済んだお客様からお席を確定いたします。
・ご不明な点などがございましたら info@hgld.co.jp 及び03-3235-6741へご連絡下さい。
「お申し込みについて」キャンセルなどの規定と振り込み先などの詳細に飛びます。
よくある質問をまとめたページに飛びます。
<参考:ハロルド・モサックの著書“On Purpose”の訳文>
「ライフスタイル」の用語は現在、アドラーの意図とはかけ離れてさまざまな使われ方をされています。アドラーが「ライフスタイル」を使ったときは、次のような表現でした。
「ライスタイルとは、個々人それぞれの思考・感情・行動の統一性であり、それはいわゆる意識と無意識、パーソナリティのあらゆる表現の中に見出せる。この統一性を個人のライフスタイルと呼んでいるのである」
私たちはアドラーのライフスタイルの定義に同意する一方で、より限定した意味合いで、その人の中心的な信念、煎じ詰めれば、その人が人生の見え方に関連して自分自身をどう捉えているか、について記述するものです。
私たちは以前、家族布置と早期回想について特定の人の面接を行うことで分析していました。これはアドラーが誕生順位と早期回想を重視していたことに則っています。家族布置の部分を最初にライフスタイル分析に採り入れたのはドライカースとシャルマンで、早期回想の部分は、モサックです。実際のケースでライフスタイルの両者が共に重要であることを示します。ここに書いているデモンストレーションでは、早期回想には最後の数分間に触れるだけで、調査で力点を置いているのは家族布置についてです。ドライカースは、調査手続きの重要性を次のとおり書き残しています。
「家族布置は、特定の人の出身家族でのソシオグラム(訳注:家族内の人間関係や集団構造を図表化したもの)である。この調査で明らかになるものは、次の3つの分野である。
その人の(1)子どもの頃の体験、(2)自分の物の見方を育んだ環境、(3)自分自身や他者についての基本的な態度と、自分自身の人生にどうアプローチするかに関する概念・信念の歪み、の3つであり、この3つは性格やパーソナリティの基礎となる」