2023.11.24その他
過去のニュースレターの記事より
読む顔写真:世界に一つだけの物語の講師 佐藤健陽(たけはる)さんのご紹介のご紹介
『世界に一つだけの物語』ワークブックという書籍の著者紹介の冒頭に「高校時代に極度のあがり症になり、学生時代は半ひきこもり、パチプロ、ブラック麻雀店の勤務を経て、対人援助職を天職とすることを決意し…(続く)」という紹介文が掲載されています。
さてここだけ読んだ方は、どんな人を想像するでしょうか? 「この人本当にカウンセラー」、「対人援助職大丈夫?」という声が聞こえてきそうです。でもそういう『沈』を克服した経験があるたけはるさんだからこそ、対人援助職として生きることを決意されて、強く歩んでいる今があることが理解できます。
たけはるさんとアドラー心理学との出会いは、2010年に『到知』という雑誌に掲載されたヒューマン・ギルド代表、岩井俊憲の「放てば満てり」という記事を読んだことで、それをきっかけに2012年にアドラー心理学ベーシック・コースとSMILEを修了、2013年にはアドラー・カウンセラー養成講座とELM勇気づけトレーナー養成講座を受講し、今はシニア・アドラー・カウンセラーの資格も習得しています。
そしてなんといってもヒューマン・ギルドの関係者の間では知る人も多い凄い実績は、アドラー心理学のカウンセリングの手法である「ライフスタイル診断」を1年で100人行った人だということです。まだアドラー・カウンセラー養成講座に参加していない方は、ご存知ではないかもしれませんが、この手法はクライエントのパーソナリティの根幹を知るための方法で、聴き取っていくのも、解釈していくのも時間がかかり、解釈するには経験が必要になります。
ではどうしてそんな大変なことにチャレンジされたのかというと、2016年に「佐藤たけはるカウンセリングオフィス」をその1年後に独立開業すると決めたものの、当時まだ自分のカウンセリングのスキルに全く自信がなかったそうで、このままではクライエントに満足してもらえるカウンセリングを提供できないと思案していた際に、師である岩井俊憲が言った「ライフスタイル診断を100人やるとクライエントのことがだいぶ見られるようになりますよ」という言葉を思い出し、実践されたということです。
たけはるさんに「どうして独立しようと考えたのですか?」と質問したところ、2014年元旦に「そうだ独立しよう!」(旅行関係のCMのフレーズのように)降りてきた、ということですが、ご自身のアピールポイントでは「アドラーで言う劣等感の強さとその半面の目標追求性の強さ。あと、人当たりは良いと思います」とおっしゃっているとおり、まさに目標追求性、実際に実行して実現する胆力には頭が下がります。
そんなたけはるさんのこれからの希望は「ワークタスク(仕事)は、本物のあがり症克服法を日本に普及させることと、世界に一つだけの物語などの『物語』の事業を広めていくこと、最強のカウンセラーになること。ラブタスクは家庭を持つこと」だということです。
お仕事で大切にしているのは「出し惜しみしない、誠実であること」ということです。カウンセリングを受けたい方にもお勧めいたします。
ヒューマン・ギルドスタッフの竹内が受けるたけはるさんの印象は、「とてもいい人で、シャイそうな感じ、こだわりが強く、これと決めたらやり通す強さがある人、とても人当たりが良く、一緒にいて心地の良い方」です。そんなたけはるさんは当社でもいくつかの講座の講師を担当してくれていますので、皆様たけはるさんに会いに来てください。
最後にたけはるさんからのメッセージを掲載します。「アドラー心理学ライフスタイル診断をベースにした『世界に一つだけの物語』講座は、アドラーを学ぶ方には一度は受けてほしいです(年に1回から2回程度開催しています)。